趣味の歴史や読書などについて、つらつらと語るブログ。戦国真田氏ネタが多め。最近は手芸ネタも増え、カオス化しています。(汗)
今回は、登場人物&キャストへの感想について。
まずは、物語の中心人物4人です。
■山本勘助@内野聖陽さん
内野さんの演技は素晴らしかったと思います。少々おおげさなところもありますが、それがまた良い。特に、うろたえる時や、驚く時の演技が秀逸でした。
間の抜けた表情をするのが面白くてね~ギャグもシリアスもお上手な、良い俳優さんだと思います。ご本人も、かなりお茶目な方のようですし。(笑)
勘助のキャラクターも良かったのですが、勘助が由布姫に心惹かれる理由が私には理解できなかったため、由布姫がらみになるとイマイチでした。内野さん演技が悪いのではなく、勘助が嫌。
勘助は由布姫の容姿に心動かされたわけではなく(教来石が「美しい姫じゃ」と行った時に興味なさそうだったし)、次に遭った時に胸にかけた摩利支天を見て亡きミツを思い出した・・・というだけでは、ちょっと弱い気がしました。
懸命に生きようとする姿が、逆境でも明るく生きていたミツに重なったのかもしれませんが、私の眼には由布姫の『生』への執着は単なる我儘にしか見えなかったので・・・
それまでの勘助のキャラが良かっただけに、由布姫がらみの勘助はウザかったです。(汗)
■武田晴信(信玄)@市川亀治郎さん
武田信玄にはあまり良いイメージを持っていないので、感想にもあまり良いことを書けませんでした。(汗)
信玄ファンの方や亀次郎さんファンの方は、お気を悪くされたかと思います。ごめんなさい。
亀次郎さんについては、初めの頃は発声が良すぎて、「やはり舞台(歌舞伎)の人なんだな」程度の感想しか持っていませんでした。
でも、通して見ると、若い頃から40代まで、その時に応じて演技を変化させていて、役者さんとしての力量を感じさせてくれましたね。
ただ、由布姫(元は板垣ですが)の「勘助がいなかったら、もっと早く負けていたかもしれない」という言葉を聞いてブラック化した時は、演技が気持ち悪かった。特に、甘利が村上に寝返ったと聞いたときの眉芸。(汗)
晴信の変化を表すには仕方がなかったのですが、マジで気持ち悪く、見ているのが辛かったのです。一時は見るのをやめようかと、正直思ったほど。
でも、冷静に考えてみると、名将・信玄としてだけではなく、晴信時代の心の弱さ・醜さも描いていたのは良いことなのかも・・・と思いました。
いくら主役の主でも、良い面しか描かないのでは片手落ちだと思いますね。理想化された戦国武将では、血の通った人間のようには感じられなかったかもしれません。
■由布姫@柴本幸さん
由布姫だけは、最初から最後まで大嫌いでした・・・武田信虎も嫌いでしたが、あれは言うなれば『敵役』ですので仕方ないけれど、これほどヒロインが嫌いだったことは今までありません。
何が嫌いって、この由布姫はなんどきでも自分の状況に不満たらたらで、周囲(特に勘助)を振り回していたこと。晴信から離れた寂しさゆえなのかもしれませんが、あまりの我儘さに由布姫が登場するたびに不快感が。(汗)
それでも、役者さんが由布姫の我儘の裏側にある寂しさを表現できるようならば、まだ見方が違ったのかもしれませんが、いつも同じ表情で怒鳴るだけだったような気がして。
由布姫は、父の仇の側室になり、その仇を愛してしまうという複雑な役柄。その葛藤を演じるのが難しいのは分りますが、柴本さんは表面上しか演じていない気がして。演技の幅と奥行きがないように見えました。
やはり由布姫役は、新人さんには荷が重すぎたのではないかと思っています。
■長尾景虎(上杉政虎)@Gacktさん
上杉謙信(発表は謙信名だったと思う)役がGacktさんだと聞いて、初めは「何考えてるんだNHK!(笑)」とか思っていたのですが、いざ始まってみると大ハマリ。まさか、これほどまでに似合うとは思いませんでした。
賛否両論はあるかと思いますが、上杉謙信は戦国時代では変わり者だったので、これくらいやってもいいのではないでしょうか。他の俳優さんでは、あの『カリスマ性』が表現できなかったかもしれません。
Gacktさんのは俳優さんではないので、演技にはぎこちなさがあったと思います。特に、春日山城で家臣や上杉憲政に語るシーンなどは。
でも、見ているうちに、そのぎこちなさが内に秘めた激情を理性で抑え込んでいるようにも感じられるようになりました。
城を出て、鎧に身を包むと急に活き活きとして見えたのが不思議。戦へ向う時の演説(?)や、戦場での号令にも気迫が籠もっていて、容姿の美しさとあいまって「これぞ『軍神』」と思いましたね。
以前はGacktさんのことは、「キレイな顔した不思議ちゃん」だと思っていましたが、役作りへの真剣な態度や周囲への気配りを知り、私の中でかなり株が上がりました。
もともと上杉謙信は大好きなので、Gacktさんに演じて頂けて良かったです。
写真は、川中島古戦場の信玄・謙信像と、今年の石和川中島合戦の勘助・由布姫です。
まずは、物語の中心人物4人です。
内野さんの演技は素晴らしかったと思います。少々おおげさなところもありますが、それがまた良い。特に、うろたえる時や、驚く時の演技が秀逸でした。
間の抜けた表情をするのが面白くてね~ギャグもシリアスもお上手な、良い俳優さんだと思います。ご本人も、かなりお茶目な方のようですし。(笑)
勘助のキャラクターも良かったのですが、勘助が由布姫に心惹かれる理由が私には理解できなかったため、由布姫がらみになるとイマイチでした。内野さん演技が悪いのではなく、勘助が嫌。
勘助は由布姫の容姿に心動かされたわけではなく(教来石が「美しい姫じゃ」と行った時に興味なさそうだったし)、次に遭った時に胸にかけた摩利支天を見て亡きミツを思い出した・・・というだけでは、ちょっと弱い気がしました。
懸命に生きようとする姿が、逆境でも明るく生きていたミツに重なったのかもしれませんが、私の眼には由布姫の『生』への執着は単なる我儘にしか見えなかったので・・・
それまでの勘助のキャラが良かっただけに、由布姫がらみの勘助はウザかったです。(汗)
武田信玄にはあまり良いイメージを持っていないので、感想にもあまり良いことを書けませんでした。(汗)
信玄ファンの方や亀次郎さんファンの方は、お気を悪くされたかと思います。ごめんなさい。
亀次郎さんについては、初めの頃は発声が良すぎて、「やはり舞台(歌舞伎)の人なんだな」程度の感想しか持っていませんでした。
でも、通して見ると、若い頃から40代まで、その時に応じて演技を変化させていて、役者さんとしての力量を感じさせてくれましたね。
ただ、由布姫(元は板垣ですが)の「勘助がいなかったら、もっと早く負けていたかもしれない」という言葉を聞いてブラック化した時は、演技が気持ち悪かった。特に、甘利が村上に寝返ったと聞いたときの眉芸。(汗)
晴信の変化を表すには仕方がなかったのですが、マジで気持ち悪く、見ているのが辛かったのです。一時は見るのをやめようかと、正直思ったほど。
でも、冷静に考えてみると、名将・信玄としてだけではなく、晴信時代の心の弱さ・醜さも描いていたのは良いことなのかも・・・と思いました。
いくら主役の主でも、良い面しか描かないのでは片手落ちだと思いますね。理想化された戦国武将では、血の通った人間のようには感じられなかったかもしれません。
由布姫だけは、最初から最後まで大嫌いでした・・・武田信虎も嫌いでしたが、あれは言うなれば『敵役』ですので仕方ないけれど、これほどヒロインが嫌いだったことは今までありません。
何が嫌いって、この由布姫はなんどきでも自分の状況に不満たらたらで、周囲(特に勘助)を振り回していたこと。晴信から離れた寂しさゆえなのかもしれませんが、あまりの我儘さに由布姫が登場するたびに不快感が。(汗)
それでも、役者さんが由布姫の我儘の裏側にある寂しさを表現できるようならば、まだ見方が違ったのかもしれませんが、いつも同じ表情で怒鳴るだけだったような気がして。
由布姫は、父の仇の側室になり、その仇を愛してしまうという複雑な役柄。その葛藤を演じるのが難しいのは分りますが、柴本さんは表面上しか演じていない気がして。演技の幅と奥行きがないように見えました。
やはり由布姫役は、新人さんには荷が重すぎたのではないかと思っています。
上杉謙信(発表は謙信名だったと思う)役がGacktさんだと聞いて、初めは「何考えてるんだNHK!(笑)」とか思っていたのですが、いざ始まってみると大ハマリ。まさか、これほどまでに似合うとは思いませんでした。
賛否両論はあるかと思いますが、上杉謙信は戦国時代では変わり者だったので、これくらいやってもいいのではないでしょうか。他の俳優さんでは、あの『カリスマ性』が表現できなかったかもしれません。
Gacktさんのは俳優さんではないので、演技にはぎこちなさがあったと思います。特に、春日山城で家臣や上杉憲政に語るシーンなどは。
でも、見ているうちに、そのぎこちなさが内に秘めた激情を理性で抑え込んでいるようにも感じられるようになりました。
城を出て、鎧に身を包むと急に活き活きとして見えたのが不思議。戦へ向う時の演説(?)や、戦場での号令にも気迫が籠もっていて、容姿の美しさとあいまって「これぞ『軍神』」と思いましたね。
以前はGacktさんのことは、「キレイな顔した不思議ちゃん」だと思っていましたが、役作りへの真剣な態度や周囲への気配りを知り、私の中でかなり株が上がりました。
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